2025/12/22

浅倉秋成「六人の嘘つきな大学生」を読む

入社試験をモチーフに人間の裏表をからめるミステリ。グループディスカッションに仕掛けられた企みに嫌な展開になるのではと、はじめは思うが…。

6人の大学生の本当の顔はどれ? イメージが猫の目のようにくるくる変わる。小さな違和感はあちこちにあったのだけれどそれの意味はわからず、話は終盤で思ってもみなかった方向へ進む。怒涛の展開。ページをめくる手が止まらない。

ラストの手前での「嶌衣織の○」に参る。メイン部分ではないが心の中でうおーっと叫ぶ。

律儀すぎる伏線回収がおもしろくてしかたがない。

技巧のかたまりみたいな小説。

2025/12/21

ドラマ「良いこと悪いこと」を見る


小学生の時に埋めたタイムカプセルから出てきた将来の夢の絵。卒業アルバムの中の6人は顔が塗りつぶされて…。

絵になぞらえて1人また1人と不審な死を遂げる。少しずついろいろなことを思い出し、関係者も増えていく。替え歌の効果も絶大でミステリならではのドキドキ感。その語り口に引き込まれる。

どう結末をつけるかと思いながら迎えた最終章は力が入りながらもちょっと唐突な流れ。謎と論理のアクロバットを期待するのは無理か。でもじゅうぶんに楽しませてもらったのでよしとする。

毎回オープニングで流れるポルノグラフィティの「アゲハ蝶」があまりにも雰囲気にぴったりなのでにわかファンみたいになる。初めてポルノグラフィティをちゃんと聴く。ウィキペディアで詳しく調べたりとかも。

2025/12/19

生物の推しポイントの絵を描く




東京書店 / 五十嵐杏南「生物の推しポイントをマネしてみた!」。

バイオミメティクス(生物の模倣)から人類は何を学び何を発明してきたか。たくさんの写真とイラストを駆使してわかりやすく語る。おもしろくてためになる本。

案内役の4種の猫のキャラクター、科学的説明イラスト、人物コラムイラスト。それぞれ方向の違う絵を描き分ける。80点あまり。かわいい絵もわかりやすい絵もほっとする絵も得意といえば得意だけど1冊の中で全部やるのは珍しい。

説明イラストを送った時に編集担当者A某から「ネコのイラストと同じ方とは、思えないです!(めちゃくちゃ、ほめ言葉です!)」というメールをもらって苦笑する。

多重人格というかコンビニ的というか…(アナタ、ほんとはナニが描きたいの?)。まあ楽しくお仕事できればいいか。

2025/12/11

回文で落書きする


以前は極道、読後反省。

↑いぜんはごくどうどくごはんせい