
25年間片想いの男。よくあるストーカーものかと思ったら違った。
話が進むにつれていろいろな要素がからんできてどんどんおもしろくなる。
主人公爽太(松村北斗)の粘着をどう見るか。学習ノートに鉛筆で書き続ける麻里子さん日記が怖さを通り越してなんかおかしい。やっていることとは裏腹に涼しげな空気感をまとっているのでドラマの印象がよくなる。
麻里子(岡崎紗絵) は芯の強い社長の娘なんだけど…恋愛に鈍感で意外に雑なところが好ましい。好演。まっすぐなショートカットが感じよくて岡崎紗絵の存在を初めて認識する。
脇役たちの見せ場もしっかり作られる。一番はやはり佐倉警部補(玉山鉄二)か。重みがすごい。
純愛ストーカーとシリアスな事件、終盤はそこにさりげない笑いもちょこちょこさしはさまれる。第8話、麻里子の祖母(丘みつ子)の「私に告白されてもね」の一言にのけぞる。まじめな会話の場面なのにおもしろすぎる。そんなところで反応しているの、ワタシだけか?
エピローグも完璧。波長が合いすぎて困る。






