池田エライザは特に好みでもないのになぜか気になる。
何年か前「クロノスタシス」(きのこ帝国)をギターで弾き語りする動画を見てとても気に入って、ちゃんとしたアルバムが出るのを待っていた…。
クールな音とは裏腹に低めでちょっとかすれたボーカルが肌を通してぬくもりを伝える感じ。悲しげだけど透明で明るいとでもいうか。
1曲目から3曲目の流れが好き。2曲目「Close to you」が秀逸。
ボーカルの気持ちよさは精神安定剤だなーと、しみじみしている師走。
池田エライザは特に好みでもないのになぜか気になる。
何年か前「クロノスタシス」(きのこ帝国)をギターで弾き語りする動画を見てとても気に入って、ちゃんとしたアルバムが出るのを待っていた…。
クールな音とは裏腹に低めでちょっとかすれたボーカルが肌を通してぬくもりを伝える感じ。悲しげだけど透明で明るいとでもいうか。
1曲目から3曲目の流れが好き。2曲目「Close to you」が秀逸。
ボーカルの気持ちよさは精神安定剤だなーと、しみじみしている師走。
曲調、英語の発音、ビジュアルにびっくり。ここは日本か…?
ねっとりした熱っぽいボーカルにそんなに惹かれるわけではないけど、蛇ににらまれたカエルみたいになって目と耳ををそらすことができなくなる。
甘い悪夢にうなされそう。
ドラマの挿入歌として聴いてそのよさにびっくりして思わずシングルCDを買ってしまう。
まさかジャニーズ系のCDを買うことになるとは…。
「わたし」を100回くらい繰り返し聴く。
♪ 有り得ないところまで…
冒頭のファルセットとピアノが美しい。男性コーラスグループをどう評価すればいいのかよくわからないながらもとりあえず気持ちいいからよしとする。
音楽作りの才能に加えて何種類もある声に驚嘆。これまでその存在すら意識していなかった自分のニブさを恥じる。
「踊り子」は小松菜奈が出ているMVにやられる。別に小松菜奈のファンでもないのに。最後のウインクが効いてるなー。そのすぐ後のスタッフクレジットのうしろで目をむいて変顔(?)してるのがたまらなくツボ。
曲を何百回もくり返し聴き続ける中毒状態になる。疾走するベースの音が強烈でシンプルなアレンジが生きる。ちょっと変な感覚の歌詞がおもしろい。
'21年、ピーター・ジャクソン監督。
1969年1月、ビートルズがスタジオで新曲14曲を仕上げて最終日にテレビの特番ライブをする、その様子をリハーサルからすべて撮影するという企画。オーバーダビングなしで、ライブバンドとしての原点に帰る。
が、想定外の出来事が続いて計画が狂っていく…。
'70年に映画「レット・イット・ビー」として1時間ちょっとにまとめられたものと元の素材は同じなのに受ける印象は全然違う。今回のは8時間の長尺で、会話や空気感がたっぷり描かれていることもあるのかも。色鮮やかな画面とはっきりした音も驚き。
カレンダーに一日ごとにバツ印がつけられるグラフィックが時間軸をはっきりさせるのがよい。見る側は屋上ライブへの期待とともにどんどん気持ちが高ぶって来る仕組みにもなっている。
印象に残る場面いろいろ。
ジョージは静かにプッツンして一時的に脱退。花瓶の中の隠しマイク。存在感がユーモラスなロードマネージャーのマル・エヴァンス(数年後の悲劇を思うと…)。ちょこっと挨拶に来たピーター・セラーズ。おとなしい家猫みたいな小野洋子と書道とスクリーム(音楽?)。恥ずかしがるリンダ。カラフルなファッション。床の上のパンの皿。偶然参加のビリー・プレストンのプロフェッショナルぶり。いつもやる気満々のポール。しゃべらないリンゴ。だまされやすいジョン。アレン・クラインの噂。生真面目な若い警官。「重量オーバー」の中年の警官。
そんなものが重なり合って屋上ライブは涙もの。「Get Back」の最後、ポールのアドリブ(また君は屋上で遊んだな ダメだ ママは怒ってる 逮捕させる)で感動のピークが来る。すべてがつながる奇跡。ジョンの有名なジョーク「オーディションに通るかな?」でライブが終わる。
この時点では解散するとはみんな思っていなかったんだなーというのがわかる。明るくておかしくて悲しい。
アルバム「Let It Be」がフィル・スペクターのプロデュースでアレなこともあって(方向間違ってるけどスゴいので困る)、この一件はうるうるしながら永遠に悩み続けそう。
JUJU「スナックJUJU ~夜のRequest~」('16年)のなかの一曲。突然ハマって、300回くらいくり返し聴く。
島健のアレンジが秀逸。左から聴こえるギターはボサノバ。右からのチェロのメロディーが力強く美しい。抑えたドラムもいい味。なり続けるジャズ風ピアノが全部を引っ張る。
JUJUの声はかすれ気味だけど歌に合ってる。聴いているうちに尾崎亜美と似ていると気づく。声の質と歌いまわしが笑ってしまいそうなくらいそっくり。不思議でおもしろくて快感の度合が増す。
「つぐない」についてはよく知らなくてオリジナルのテレサ・テンの方も聴いてみるが、そちらは80年代の歌謡曲のアレンジでもう一つノレない。ボーカルは完璧なんだろうけど。
詞の内容は昭和そのものでこちらは対処に困る。主人公には「タバコ臭いダメ男のことなんか忘れて前を向いて歩いていきなさい」と忠告だなー。
まあそれはそれ、そこは無視して曲だけに集中するとある種のハイな気分が得られる。作業もはかどってうれしい悲鳴。いいクスリ(ほんとか?)。
藤井風がピアノ弾き語りのカバーアルバムで取り上げているのを聴いて、ほとんど忘れていたオージェイズのオリジナルを聴いてみる。
♪ What they do のフレーズの強烈な印象はクセになるけど、そのあとの ♪ They smile in your face のコーラス部分、低音が効いてるのにやられる。管・弦・打のメリハリにギターのアクセントがキマってこれは名曲だと今頃になって気づく。
だいたい、英語の歌詞も今回調べて初めて知ったくらいだし。「背後から刺す人」だから邦題は「裏切り者のテーマ」なのね、とか。
藤井風とオージェイズ、両方のバージョンを何十回もくり返し聴く。究極の懐メロ? ポップスの最先端? 参ったな…。
40年ぶりのひとり宅録アルバム。
78歳の歌い手に「ボーカルがなー…」と言うのも野暮だけど。聴くたびにそう思ってしまう。
体にずんと響くドラムの音はとてもいい。くっきりしたアコースティックギターの音色も。
4曲目「Women And Wives」 、6曲目「Deep Deep Feeling」、10曲目「Deep Down」のダークな感じが今のポールらしくて味わい深い。ボーカルの色合いも合ってる。
7曲目「Slidin'」はアルバム中一番ヘビー。こういうのが入ってるのがすごいなー。
8曲目「The Kiss Of Venus」、9曲目「Seize The Day」 あたりは以前からのなじみ深いマッカートニー節。これでボーカルが若かったら名曲の仲間入りしたかも。
最後の11曲目「Winter Bird / When Winter Comes」は'92年の録音に手を入れて完成させたもの。声が若くて安心して聴ける。暖かい雰囲気でアルバムが締めくくられるので印象がよい。
あいかわらず新しい切り口を開発し続けるポールには尊敬あるのみ。文句言うなんてバチが当たる…というか、よくも悪くももはやそういう次元の話じゃなくなってる。
Electric Light Orchestra。70年代のロックバンドに突然ハマったのがこの6月。3か月くらい延々とELOばかり聴く日が続いたけど最近やっと落ち着く。
ELOはコロナの新しい生活様式との相性がいいのか…???
アルバムでは『A New World Record』『Eldorado』『Discovery』。曲では「Livin' Thing」「Telephone Line」「Latitude 88 North」といったところがお気に入り。世間では評判がもう一つの80年代のアルバムも大好き。
『Eldorado』のジャケット、「オズの魔法使い」をモチーフにしていて夢見るような感じが最高。後にトレードマークになる円盤のイラストよりこちらの方が百倍いいのに。
「Livin' Thing」はイントロのピチカートで心をつかまれ、途中の「I'm takin' a dive」の雄叫び(?)で不思議な夢を見る。波長が合ってしまったというか。
天才的なメロディーメーカー、ポップス職人のジェフ・リンのよさに今頃になって気づくというのも遅すぎだけど…。しかたがないので「尊敬する人は徳川家康とジェフ・リン」と口走っておく。腕のいい職人さんが好きなんだなー。
かなわぬ夢だけど、リアルタイムでニューアルバムが出るごとにびっくりしたり狂喜したりできたら楽しかっただろうなー…。



