2008年11月16日
「おばあちゃんの家」を見る
'02年,韓国,イ・ジョンヒャン監督。
見るつもりなんか全然なかったのにTVで深夜にやっていたのをたまたま見始め,一気に引き込まれる。
田舎のおばあちゃんの家に預けられた男の子の話。美しい自然には囲まれているものの住んでいるのはほとんどあばら屋。読み書きもできない素朴なおばあちゃんに対して男の子が愚かでひどい振る舞いをくり返すので,見ている方は頭に来るが,若いというのはそういうことだと理解もできる(ワタシくらいの年になるとニンゲン出来てるので)。
何のけれんもなく,小さなエピソードの積み重ねで話が進む。ていねいに作られたところに好感が持てる。超然としたおばあちゃんもいいけれど,憎らしい男の子がふとした拍子にとてもいい笑顔を見せる場面が出てきて,こちらもなかなかの役者。
携帯ゲーム機や靴やケンタッキーなどの小道具の使い方もうまい。中でも暴れ牛のくり返しギャグ(ギャグじゃないか…)が好き。
展開も結末もああそうだろうなというもので無理なく泣かせる。あくまでも抑制のきいた演出。始めから最後まで大きな驚きはひとつとしてない。だからこそ愛すべき一編になったと思われる。
あえて言うと,PTA推薦みたいな映画をおもしろがって見てしまい,ちょっと感動までしてしまった自分自身が最大の驚きかもしれない。
見るつもりなんか全然なかったのにTVで深夜にやっていたのをたまたま見始め,一気に引き込まれる。
田舎のおばあちゃんの家に預けられた男の子の話。美しい自然には囲まれているものの住んでいるのはほとんどあばら屋。読み書きもできない素朴なおばあちゃんに対して男の子が愚かでひどい振る舞いをくり返すので,見ている方は頭に来るが,若いというのはそういうことだと理解もできる(ワタシくらいの年になるとニンゲン出来てるので)。
何のけれんもなく,小さなエピソードの積み重ねで話が進む。ていねいに作られたところに好感が持てる。超然としたおばあちゃんもいいけれど,憎らしい男の子がふとした拍子にとてもいい笑顔を見せる場面が出てきて,こちらもなかなかの役者。
携帯ゲーム機や靴やケンタッキーなどの小道具の使い方もうまい。中でも暴れ牛のくり返しギャグ(ギャグじゃないか…)が好き。
展開も結末もああそうだろうなというもので無理なく泣かせる。あくまでも抑制のきいた演出。始めから最後まで大きな驚きはひとつとしてない。だからこそ愛すべき一編になったと思われる。
あえて言うと,PTA推薦みたいな映画をおもしろがって見てしまい,ちょっと感動までしてしまった自分自身が最大の驚きかもしれない。
油性ペンを使う
もらいものの高級(?)ボールペンがきっかけで,最近細書きの油性ボールペンをアイデアスケッチによく使う。インクのボタ落ちがいやで油性ボールペンはほとんど使うことがなかったのだけれど,そのビミョーな摩擦抵抗が今の気分に合うらしい。
新たに買った百円ショップの赤黒2本セットがなかなか使い心地がよい。特に赤がお気に入り。でも,文房具売場で買ったB某社のボールペンは色が薄くて気に入らない。さらに買ったP某社のボールペンは書き味がなめらかすぎる。なめらかだからよいというものでもないのだ。
たかがボールペンとはいえ究極の一本にたどりつくのはむずかしい。
その流れかどうか,イラストのフィニッシュの線を油性サインペンで描いてみると,少しでこぼこしたところが意外にいい感じ。こういう手もありだなー。すぐに乾くのも精神衛生にいいし(水性のサインペンは乾くのが遅すぎる)。紙によってにじみ方がだいぶ違うのも,気まぐれな猫みたいでおもしろい。
次は油性サインペンと紙の最高の組合せを探す旅が始まりそう…。
新たに買った百円ショップの赤黒2本セットがなかなか使い心地がよい。特に赤がお気に入り。でも,文房具売場で買ったB某社のボールペンは色が薄くて気に入らない。さらに買ったP某社のボールペンは書き味がなめらかすぎる。なめらかだからよいというものでもないのだ。
たかがボールペンとはいえ究極の一本にたどりつくのはむずかしい。
その流れかどうか,イラストのフィニッシュの線を油性サインペンで描いてみると,少しでこぼこしたところが意外にいい感じ。こういう手もありだなー。すぐに乾くのも精神衛生にいいし(水性のサインペンは乾くのが遅すぎる)。紙によってにじみ方がだいぶ違うのも,気まぐれな猫みたいでおもしろい。
次は油性サインペンと紙の最高の組合せを探す旅が始まりそう…。
2008年11月15日
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