2021年1月31日

今村昌弘「屍人荘の殺人」を読む

軽い文章で語られる典型的なクローズド・サークルの殺人か…懐かしいなー、楽しいなーと思って読んでいると途中でとんでもない展開になる。確かに奇想ではあるんだけど。

お話自体はそれほど面白くない?

謎解きは律儀にきちんとかたをつけてある。そこは「お疲れさん」。出来ればこれに加えて最後に特大の驚きがあればなと思ってしまう。ないものねだりか…。

探偵役(仮)や登場人物の名前の工夫は努力賞をあげてもいい。

ヒロインの描き方もワタシは好き(こういう女の子に弱いかも)。でも一部の硬派のミステリファンからは非難轟々のようで。

ワタシの評価は「中の上」といったところ。ただ、その奇想ゆえに忘れられない作品になるのは確実。

2021年1月20日

落書きする


しょうごにとうのてっぺんで。

2021年1月9日

ポール・マッカートニー「McCartney III」を聴く

40年ぶりのひとり宅録アルバム。

78歳の歌い手に「ボーカルがなー…」と言うのも野暮だけど。聴くたびにそう思ってしまう。

体にずんと響くドラムの音はとてもいい。くっきりしたアコースティックギターの音色も。

4曲目「Women And Wives」 、6曲目「Deep Deep Feeling」、10曲目「Deep Down」のダークな感じが今のポールらしくて味わい深い。ボーカルの色合いも合ってる。

7曲目「Slidin'」はアルバム中一番ヘビー。こういうのが入ってるのがすごいなー。

8曲目「The Kiss Of Venus」、9曲目「Seize The Day」 あたりは以前からのなじみ深いマッカートニー節。これでボーカルが若かったら名曲の仲間入りしたかも。

最後の11曲目「Winter Bird / When Winter Comes」は'92年の録音に手を入れて完成させたもの。声が若くて安心して聴ける。暖かい雰囲気でアルバムが締めくくられるので印象がよい。

あいかわらず新しい切り口を開発し続けるポールには尊敬あるのみ。文句言うなんてバチが当たる…というか、よくも悪くももはやそういう次元の話じゃなくなってる。