2007年9月25日

iPodにツンデレする

今さらながらiPodを買う。

<before>
外で音楽を聞くのはどうも。周りの騒音でまともに音楽鑑賞できないし,誰かに声をかけられても気づかないし。 それだけならまだしも道を歩く時は車にはねられかねないし。

だいたい今現実に起っている音に耳をふさぐなんて間違ってる。どうでもいいことやどうでもいい音の中にこそ大切なものがひそんでいるのだ。

<after>
そういえば外でヘッドホンで音楽を聞いたことってほとんどなかったような…。やってみると雑音を遮断して好きな音に浸る快感に感動する。退屈な電車内や電車待ちの時間が異様に楽しい。電車が永遠に駅に着かずに走り続ければいいのに。乗り過ごしそうになること何回か。

うちの奥様には「単細胞。アメーバ並み」とうらやましがられる(バカにされてる?)。ウチの子が何がそんなにいいのかと訊くので「幸せになれる」と答えておく。

2007年9月19日

あさってのイラストを見る

カット数十点を担当した本の刷り上がりが届く。

同じ紙面に別のイラストレーターM某の絵もたくさん載っていて,そのあまりに天真爛漫な作風に唖然とする。

ショックで,編集担当のH某に長めのメール。

「ページをめくるごとにサプライズの連続で,
自分の絵を確認するよりもヒトの絵に見入る時間の方が長い一冊でした。
ヘタだしメチャクチャなんだけど,
『無意識』過剰を始めから最後まで貫く気持よさに
見る側としてはただ笑い続けるだけ。
超人バスケと四次元ゴール・ 近未来レトロおじさん・キノコ目覚まし時計…
ほとんどシュールの域です。ボー然。夜ごと夢にうなされそう。
目の前でこういう世界を展開されてはお手上げです。
初心に帰って,あてのない修行の旅に出る日も近いかもしれません…。
というわけで,ごく一部のヒトには
非常にエキサイティングな本に仕上がっていると思います。
恐るべし,○○さん… 」

2007年9月8日

ミーカ「Life In Cartoon Motion」を聞く

音域の広いボーカル。狂ったように弾けていたかと思うと愁いに満ちたミディアムバラードをじっくり歌い上げていたりする。フレディー・マーキュリーだったりエルトン・ジョンだったりするカラフルな声に加えて,新しいのにどこか懐かしいメロディー。すごい人が出てきたなと舌を巻く。

ベイルート出身,英国を中心に活躍する,狂気をはらんだ天才の出現…かも。