2019年12月30日

落書きする


あぶなくてやさしいちかい。

2019年12月29日

カードをデザインする


祖父が創業して今はいとこが社長をやっている小さな商事会社。その創業80周年記念のクオカード。

社長の座右の銘という「不易流行 」を念頭に置きつつ、個人的な好みでレトロモダンみたいな雰囲気でまとめる。

砂粒を集めてかためて巨大な岩にしてそこに苔がいっぱいはえるくらい長く栄えますように…と、祈る。

2019年12月24日

落書きする


かたくななあめにきをつけろ。

2019年12月21日

落書きする


うっすらばんざいとうげでぺこぺこ。

2019年12月18日

落書きする


そのけつまつはごむでできている。

2019年12月15日

今村夏子「あひる」を読む

短編3つ。

表題作「あひる」。

家で飼われることになったあひるをめぐって起こる日常の小さな出来事はどことなく悲しくて怖い。近所の子供たちでにぎやかになる描写や「人がいる」という一言、何でもないことなのに不思議に怖い。見えないところで息をひそめるホントのところの描き方がおもしろい。こういう感じの小説って、他にあったかなー…。

「おばあちゃんの家」「森の兄妹」。

対になっている。モチーフは違うけど「あひる」と同じような空気。2つの話のからめ方が絶妙。慈しむように描かれた幻想的なたたずまいが最後に冷めた現実で遮断されるところ、さらりとした締め方で深い余韻を残すのもよいかと。

2019年12月8日

今村夏子「星の子」を読む

中学生の女の子の目で語られる日常はありふれていて、ところどころ奇妙。両親がカルトにハマっている様子はどう見てもヤバいのだけれど、主人公とその周辺は淡々としたもの。両親が親戚から排除されても動じない。ほんわかしていたりしてこれはこれで幸せな人生かと錯覚しそうになる。

さらさらした文章が読みやすい。

読み進むにつれてカルトっぽい怖い部分も見え隠れする。でも主人公が中学生だから単なる噂話で片付けられ、深入りすることがない。ものすごく怖いのに、どことなく笑えるような…。

ラスト近く、美しくも不安定な雰囲気の描写が来る。外から見ると不安だらけでも中にいると居心地いい空間なのだろうなとは想像しつつも、「うーん、どうするの、キミたち?」と、本を閉じた後も落ち着かない。