2011年4月26日

落書きする


とことことめざめるこころ。

2011年4月25日

ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」を見る

つまるところ,考えすぎてどっと疲れる遠回りをしてしまったカップルの話。

どうやったらそんな悩み方ができるんだとあきれてしまったワタシは俗世間の垢にまみれている?

武井咲のオーラがすごい。去年ドラマ「GOLD」で見た時はこういうヒトも出てきたんだくらいにしか思わなかったのが,ほんの数か月でここまで存在感が増すとは。特に好みというわけではないのに一度目にとめると視線を外すことができなくなる。

第9話の列車の場面なんて,かわいい前歯にやわらかな唇にうるんだ目に甘い声に…17歳の武器を総動員してえらいことになってる。ワタシの好みのタイプではないので大丈夫だけど(って,何が大丈夫なんだ?)何かとたいへんで困った,困った(何を困ってる?)。

そういうわけで,物語は上の空で武井咲ばっかり気になってしまったこのドラマは間違っていると思います。絶対好みのタイプじゃないし…(まだ言ってる)。

2011年4月24日

プリンを作る

「アナタは手作りプリン担当!」
ある日,うちの奥様からそんな提案が持ち出される。ワタシも顔なじみである友達二人を夕食に呼んだから,そのおもてなしにという。

料理やお菓子を作る趣味はないワタシになぜそんな無謀な試みを…? 大胆にもほどがある。

いや,確かに以前興味を持ってネットでプリンのレシピを調べたことはあったのだけれど,バニラエッセンスを買っただけで,何も手をつけずほったらかしになっていたのだった…。これは天の声かもしれない。

百円ショップをいくつか見て回って耐熱性のプリンカップを仕入れる。

本当は試作品を作って味見してからにするつもりが,ばたばたしていて当日の午後,ぶっつけ本番で作ることに。

まずカラメルソース。調べると,鍋で砂糖を煮詰めた後,お湯を加える時のはね返りが恐ろしいらしいので,電子レンジを使うやり方でいく。きつね色になった砂糖水にそろそろと大さじ1杯のお湯を加えるとじゅわっという音とともにはねる。そのあと焦げ茶色に変化。甘いカラメルソースが出来る過程でこんなにも暴力的な(?)一場面が存在するんだということを体験。長生きはするもんだとちょっと感動する。

プリンカップにカラメルソースを注ぐ前にバターを塗るのを忘れる。最悪皿にあけずカップから直接食べる手もあるからいいかと,そのまま続行。

プリンの液は滞りなくできる。ただ,蒸し器にカップが4つしか入らず,残りの1つを,お湯をはったタッパーに入れて電子レンジで蒸したのは温度調整を忘れたため見事失敗。ぶつぶつでぺちゃんこになる。大人4人とうちの子に1つずつ行き渡る予定が狂う。

オトナの自己責任で失敗作を食べたけど(味そのものはやさしく懐かしい感じで悪くない),なんかものすごく悔しくて,近々リベンジしなくてはと心に誓う。

2011年4月21日

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はるのくせもの。

2011年4月18日

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あさってのかぜをあつめる。

2011年4月17日

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はれときどきさむけ。

2011年4月15日

「サマータイムマシン・ブルース」を見る

'05年,本広克行監督。

世の中にタイムトラベルをテーマにした物語はたくさんあって,佳作傑作が目白押し,どれも楽しくて,この一品というのが選べないけれど,ヨーロッパ企画の舞台劇を元にしたこの映画の情けないおかしさはちょっと他に見当たらない。

タイムマシンが突如として現れた驚きより壊れたクーラーのリモコンを取り戻すことの方が重要なSF研究会のメンバーたち。学生のノリそのままのようなギャグ(?)はあまり笑えないものの,時間のパラドックスの問題をきちんと押さえつつ,「こいつら,どんだけアホなんだ」とあきれる話の展開に,見ている方は退屈する暇もなく最後まで持って行かれる。

あまりに暑苦しい男たちの間で存在感が薄く見えた上野樹里も,終りの方ではしっかりまぶたの裏に焼き付くようかわいく撮られている。それが,ポップでしっとりした色あいの香川の空気とともに,じわじわ効いてくる。

普通に見た1回めは伏線を見落としがち。DVDの,監督と脚本家のコメンタリーつきバージョンで見直すとディテールがあらためてわかって,感心することしきり。

2011年4月13日

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がんがんいくぜがけっぷち。

2011年4月6日

松本大洋「鉄コン筋クリート」を読む

1,2か月前の朝日新聞の広告で嵐のメンバーを5人の漫画家が描くという企画があって,中では松本大洋の絵が日本画みたいな渋い出来で出色だった。漫画家離れしていた。

「鉄コン筋クリート」は題名だけで,どんな作風か全然知らなくて,たまたま図書館で見かけたのを借りてくる。

貸出期限票をカレンダーの下に貼っていたら,うちの子が目ざとく反応して,全3巻,3日ほど持って行かれてしまう。アニメは見たことがあるが原作は読んでいないとか。不勉強なワタシはアニメの存在も知らない…。

それが返って来たと思ったら,今度はうちの奥様が手に取って,はじめの方をちらっと見ていたようだけど,この絵は「合わない」と言う。

確かにクセのあるタッチ。ワタシも好きなわけではないのだけれど,独特の存在感のある線は見過ごせない。すべてフリーハンドで描かれたこの異様な世界と比べると,一般のとりあえずリアルな劇画タッチというものがどうしようもなく底の浅いものに見えてくる。

コミックの劇薬。

近未来のヤクザと都市開発に暴力少年(?)二人組をからませての濃い話はお手上げだけど,それでもこれだけフックのきいた世界を見せつけられれば,うーんと唸らずにいられない。

読後,メモ用紙に水性ボールペンで落書きすると,もろに影響を受けた絵になってしまった,わかりやすいワタシ…。松本大洋に笑われるなー,絶対。

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ながれながれてひんとのかなた。