2015年4月24日

チューリヒ美術館展を見る


近代絵画の巨匠たちの絵がちょっとずつ幕の内弁当風に見られるのが楽しい。

ルソー「X氏の肖像(ピエール・ロティ)」が一番のお気に入り。まじめなのにとぼけていて。うまいへたを超えたところにある絵画の快楽。

ゴッホ「サント=マリーの白い小屋」。ゴッホってこんなによかったっけ…。問答無用。

ミロ「絵画」。1925年,若い時の作品。シンプルな構成の中にも詩情と緊張感のある抽象画。

幅6mのモネ 「睡蓮の池,夕暮れ」はビミョー。筆のタッチが…。

一緒に行ったうちの奥様は,ボナールが一番で,その次がクレーの茶色っぽい絵とか言う。シブい。通好み? 素人に負けてるような気もするミーハーのワタシ…。