2015年12月19日

ドラマ「サイレーン」を見る

菜々緒がすべてを支配する怪作。

すごくおもしろいという話でもないのに、静かにたたずむ菜々緒が画面に映るだけで次元が変わる。

狂気を秘めた悪女は笑劇と隣り合わせ。でも、かろうじて笑いの方には落ちない…。緊張感のある画面が持続する。

たまたま何かの波長が合ってしまったゆえの奇跡かもしれない。

冴えないデザイナー役の光石研が笑いの花(?)を添える。いい味。

最終回の展開などあまりのむちゃくちゃ加減に唖然とするけれど問題なし。いいものを見せていただいて…と感謝。