2016年12月25日

ドラマ「真田丸」を見る

長澤まさみ目当てで見始めるとお話がけっこうおもしろくて最後までつきあう。

中盤の大坂・秀吉を描いたあたり、ホラーっぽい空気がたまらない。茶々、三成、秀次、利休…本当はどういう人だったのかといろいろ想像する。

北条氏政(高嶋政伸) の怪演。ドラマティックに悪乗りしすぎて夢に出てきそう(好き)。

最終回の一つ前、きり(長澤まさみ)と 真田幸村(堺雅人)のオフビートなラブシーンはビミョーなんだけど、録画を3、4回見返したりしたりして、これも好きだったかも。

その直前の伊達政宗のずんだ餅、まさかの再登場でそれ以外何も考えられなくなる存在感。よいなー。

このドラマを見る過程で突然歴史好きになったような…。徳川と豊臣の軋轢がこういうものだと初めて知る。

豊臣秀吉は生理的にダメ。豊臣家は滅んでよかった。

徳川家康はなかなか興味深くて、理性と動物的勘がすごい人だったのかと感心しきり。腹黒さとプロフェッショナルはコインの裏表みたいなものか…。