2018年12月20日

あいみょんをあれこれ聴く

その存在を知ったのが遅くて今頃になってひとり騒ぐ。このところあいみょんばっかり聴いてる。

はじめに「今日の芸術」という曲のタイトルにびっくりして(岡本太郎の名著)、いろいろ調べるうちすごい才能だとわかってくる。

初期の強烈な歌詞はいっぱいいっぱいな感じが好きじゃないけど、最近の曲はうまく肩の力が抜けて場外ホームラン連発みたいなことになってる。

「君はロックを聴かない」は涙なしに聴けない。二十歳すぎでなんでこんな歌詞が書ける? この歌詞に反応するのはロックおじさんだろうけど、それほどロックではない(?)ワタシでも一も二もなく釘付け。包み込むようなふんわりした低い声がよくて、何百回もくり返し聴いてしまう。

「青春と青春と青春」も甘酸っぱさとほろ苦さの混じった歌詞と叙情的なメロディーが素晴らしい。あったかもしれない恋物語をくっきりと描き出す技術に驚嘆。

「マリーゴールド」なんかもう大御所の貫禄。

ほんとはこんな歌手好みじゃないと言いつつ、これまで聴いていた音楽が色褪せて見えたりするので困る…。