2019年9月26日

東村アキコ「海月姫」を読む

第1巻で蔵之介が初めて姿を見せる場面のかっこよさにやられる。そういう「趣味」とは関係なく。

物語の狂躁と多彩なキャラクター。全編飛び道具みたいなギャグときらきらしたファッションに彩られて、体の奥がずっと熱くなりっぱなし。作者のセンスが肌に合う。

見どころ・ツッコミどころ、てんこ盛り。ヒロインの月海もバブリー稲荷女史もベンツ花森もいいけど総理大臣の軽薄きわまりないキャラが一番のお気に入りかも。

2019年9月13日

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ちゅうじつにゆがんでかたられて。

2019年9月1日

東村アキコ「東京タラレバ娘」を読む

30すぎの女子の気持ちをうまく描くなー、わかってるなー…と、感心しつつ読み進める(ワタシが言うのは変か)。読み進めるにつれてこれは大傑作だと気づき始める。

登場人物の心をばっさばっさと切りまくり、返す刀で変幻自由なギャグを炸裂させる。そのやり方があまりに見事でワタシの心の琴線は揺さぶられっぱなし。

なんていうサービス精神。作品としては軽いんだけど、それなりに真実を突いてこのおもしろさだもの、これ以上何を望む?

後ろにおまけで付く「タラレBAR」も本編と同じくらい楽しい。いろいろ笑う。