2020年3月27日

落書きする


かみもほとけもくりーむも。

2020年3月25日

ドラマ「テセウスの船」を見る

もやもやしたタイムスリップで30年前に飛ばされ、殺人犯とされた父親の罪を晴らそうという青年の話。

毎回怪しい登場人物がくるくる変わるのがおもしろい趣向。ひとりひとりほんとに律儀に変わる。好き。

中盤の麻生祐未の怪演が効いている。好き。

最終回にはもう黒幕候補がいないみたいな状況になっていくけど、まあそれはそうなんだけど、「がんばってああいう結末になったのだからいいんじゃない?」と、鷹揚なワタシ。

緻密に伏線を張って…とかは期待していなかったから。

解かれなかった謎もある気がするけど、細かいことはいい。 毎回楽しませてもらえたなー。刹那主義的快楽。

ドラマ「おしん」を見る

第1回の謎解きめいた始まり方がよい。

1980年代初め、年をとったおしん(乙羽信子)は何店もチェーン展開するスーパーのオーナー。大きな店のオープンの日におしんは家族に何も告げず旅に出る…。

こういう話とは全然知らなかったので、どういう仕組なのか見極めなくてはと、そのために見続ける。

小林綾子演ずる有名な子供時代はああそうかという感じ。

びっくりするほどいいのは中盤、田中裕子の若い時代。ものすごいオーラを発しまくっていて、こんなにいい女優さんだったのかと、今頃になって気づいているという…。

現代に近づくほどドラマの空気が古めかしくなっていくのに首を傾げる。乙羽信子は悪くないんだけど。

耐え忍ぶヒロインというより、ひたすら前へ前へと時代を切り開くヒロインというのが見どころかと。