事故に巻き込まれて、見るからに怪しい3000万円を持ち帰ってしまった一家の物語。
毎回話があっちへ行ったりこっちへ行ったり。予想を上回る過激さを楽しむ。
主役の安達祐実以下登場人物すべて生き生きとしている。きちんと描いているけれど抜けがよい。そこが一味違う感じ。
小道具の使い方も気が利いている。フライパンと写経は強烈に印象を残す。
笑いを交えながらハラハラし続けたドラマの最終回は…。こういう手で来るとは思わなかったけど、まあこれもありか。いろいろ考えさせる幕切れ(ほんとはもっとポップな感じにしてほしかったかな)。