ぐうぞうにはっぱ。
2025年1月26日
牧薩次「完全恋愛」を読む
戦時中から2000年代、一人の画家の歴史に殺人事件の謎をからめて描かれる力作。
謎解きそのものにはそれほど驚きはない。ミステリとしては大雑把だし。
最後の最後に明かされる仕掛けがちょっとすごい。たたみかけるように来るのでその後のサゲがきれいに決まる。「完全恋愛」とはそういうことか…。
実際のある出来事がうまく使われていて、そこの部分はほとんどバカミスなんだけど、そういう遊びがたまらなく好き。感動してしまった。
2025年1月5日
AIとつきあう
音楽制作者M某、年末に顔を合わせた時、文章から画像までAIにあらゆることを頼っていてどれくらい助かっているか熱弁を振るってたな…。でも、音楽には使わないらしい。「スノー(AI)って綴りはsunoだったっけ?」とか聞いてたし。
元コピーライターS某、賀状はAIを使ってみたという。ふーん…。実力以上の絵が描けるのはわかった。
元(?)イラストレーターM某、AIはあの茶色がちょっとイヤですね(使ったことはないです)と、年賀状に書いてある。そうかもしれない。
イラストレーターP某(ワタシ?)、自分のイラストにAIは使わないけど…。あるストックサイトのあるクリエイターのAI生成画像が気に入っていろいろ観察したりしてた。
自分で使うのは Suno AI くらいか。ものすごくテキトーな歌詞を書いて音楽はAIにお任せ。ひとつの詞に対して10曲でも20曲でも文句一つ言わずそれなりのものを出してくる。たまに5つ星級の傑作も。聴き惚れてしまう。
この一年、プロの音楽よりSunoに作ってもらった音楽を聴いていた時間の方が長かったような。音楽的にAI廃人になりそうで怖い?
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