Jポップに対してはちょっと斜に構えてしまってダメなのだけど,なぜかこのところ気になるものがいくつか。
●家入レオ「Silly」
感動のドラマ「Nのために」と一体化している。ドラマが終わった先週末あたりは一日中頭の中でこの曲が鳴り続けた。近所のスーパーへ行った時は店内でたまたまBGMとしてこれが流れていたりして,何が何やらわからない状態に…。
家入レオの声は特に好みじゃないけれど,サビの「♪ 今日を生きてる」の部分のボーカルにはやられる。ドラムの音色がちょっと変わった感じで,それもよい。
●石川さゆり「名うての泥棒猫」
椎名林檎が曲を提供。21世紀ニッポンのあぶな絵。昭和歌謡の進化形みたいでとても面白い。懐かしの007みたいなアレンジも。
石川さゆりをまともに聴いたことなどなかったのに,ヘビににらまれたカエル状態になって何度も聴いてしまう。
●いきものがかり「恋詩」
年明けの木曜ドラマの主題歌として安田レイがカバーするというので。
昭和歌謡風? いきものがかりは「ありがとう」くらいしか知らないけれど,異色の曲なのかどうか…。
けっこう完成度の高いこの曲を安田レイはどう料理するんだろう。発売前のシングル曲を心待ちにするなんて中高生みたいだけど。