2015年9月6日
ドラマ「美女と男子」を見る
左遷されて畑違いの芸能マネージャーになった沢渡一子(仲間由紀恵)の成長物語。全20回。
オープニングタイトルで浜崎あゆみ「Step by step」をヒロインたちの口パクバンドが歌うところからして楽しさ全開。
基本的にはコメディだけど毎回けっこう泣かされる。飽きさせないプロフェッショナルな脚本・演出と多彩な登場人物への愛情。
いたずらに新しさを追い求めず細かい部分まで丁寧に作られている。
見た後に何が残るというのではなく、見ている間がひたすら幸せ。それでいい。そういうものを軽やかに品よく作るのがどれほどむずかしいか…。
メインストーリーと関係ないところでもいろいろと。
たとえば高橋ジョージ。役どころは妻子に逃げられた一発屋ロック歌手。ベタベタ。へたな関西弁でしゃべると思っていると中盤あたりで…。
たとえば認知症のお父さん(中原丈雄)。ところどころで不意に会話にからむ発言。仲間由紀恵と町田啓太がなぜか「赤毛のアン」の話をする場面では「想像の翼が」とか何とか言ったりするのがおかしい(朝ドラ「花子とアン」の3人)。
最終回、最後の場面のヒロインの鼻歌。
他にも、うちの奥様は前川泰之の手の「ヒラヒラ」がいいと言う。
どれも気が利いてる。たくさんの小さなアイデアがまわりを固めて質を上げる。大傑作ドラマというほどではないんだけどついついあれこれ語ってしまう…。
オープニングタイトルで浜崎あゆみ「Step by step」をヒロインたちの口パクバンドが歌うところからして楽しさ全開。
基本的にはコメディだけど毎回けっこう泣かされる。飽きさせないプロフェッショナルな脚本・演出と多彩な登場人物への愛情。
いたずらに新しさを追い求めず細かい部分まで丁寧に作られている。
見た後に何が残るというのではなく、見ている間がひたすら幸せ。それでいい。そういうものを軽やかに品よく作るのがどれほどむずかしいか…。
メインストーリーと関係ないところでもいろいろと。
たとえば高橋ジョージ。役どころは妻子に逃げられた一発屋ロック歌手。ベタベタ。へたな関西弁でしゃべると思っていると中盤あたりで…。
たとえば認知症のお父さん(中原丈雄)。ところどころで不意に会話にからむ発言。仲間由紀恵と町田啓太がなぜか「赤毛のアン」の話をする場面では「想像の翼が」とか何とか言ったりするのがおかしい(朝ドラ「花子とアン」の3人)。
最終回、最後の場面のヒロインの鼻歌。
他にも、うちの奥様は前川泰之の手の「ヒラヒラ」がいいと言う。
どれも気が利いてる。たくさんの小さなアイデアがまわりを固めて質を上げる。大傑作ドラマというほどではないんだけどついついあれこれ語ってしまう…。
2015年9月3日
五輪エンブレム騒動に辟易する
21世紀の魔女狩り。ネットの無責任さは今に始まったことではないけれど…。病んでる?
それ以前に、デザイン業界の内側と外側でこんなに話が通じないとは。面白半分に「パクり」と騒ぎ立てる人たちは論外。問題はそれ以外のフツーの人たちの意見。なんとも言えないこの違和感は何?
説明すればわかり合えるものなのかどうか…。
周辺のモノはおいておくとして。客観的に見てその晴れ舞台で「盗作なんてするわけないじゃん」というのは説明不要の大前提(当たり前すぎるから。盗作するメリットなどひとつもないから)。
結果的に偶然似たものが出来てしまうことは少なからずある。その場合の対処がむずかしい。今回は組織委員会にその能力がなかったか…。
純粋にデザインとして。エンブレムの決定案はぴんとこなかった。黒い部分が多すぎなのもちょっと…。
もめた末に公開された原案はきりりとしていて割と好きかも。セリフ部分が直線だけで出来ているのが効いている。日の丸ともドットともとれるダブルミーニング的なところもいい(ただしそれは作者の意図にはないらしい…)。
桜のリースの招致ロゴは色のハデさに目を奪われるけれど、花のカタチが old-fashioned すぎるか。でも、大衆の好みはこういうのなの?
歴代のオリンピックのロゴマークを見較べてみる。'92年のバルセロナみたいな自由な感じがいいかなー。明快かつかっこいい。
仕切り直しになる今回のデザイン、間違っても「全国民の多数決でフジヤマ・ゲイシャ・サクラフブキ デザインに決まりました」などということになりませんように。
それ以前に、デザイン業界の内側と外側でこんなに話が通じないとは。面白半分に「パクり」と騒ぎ立てる人たちは論外。問題はそれ以外のフツーの人たちの意見。なんとも言えないこの違和感は何?
説明すればわかり合えるものなのかどうか…。
周辺のモノはおいておくとして。客観的に見てその晴れ舞台で「盗作なんてするわけないじゃん」というのは説明不要の大前提(当たり前すぎるから。盗作するメリットなどひとつもないから)。
結果的に偶然似たものが出来てしまうことは少なからずある。その場合の対処がむずかしい。今回は組織委員会にその能力がなかったか…。
純粋にデザインとして。エンブレムの決定案はぴんとこなかった。黒い部分が多すぎなのもちょっと…。
もめた末に公開された原案はきりりとしていて割と好きかも。セリフ部分が直線だけで出来ているのが効いている。日の丸ともドットともとれるダブルミーニング的なところもいい(ただしそれは作者の意図にはないらしい…)。
桜のリースの招致ロゴは色のハデさに目を奪われるけれど、花のカタチが old-fashioned すぎるか。でも、大衆の好みはこういうのなの?
歴代のオリンピックのロゴマークを見較べてみる。'92年のバルセロナみたいな自由な感じがいいかなー。明快かつかっこいい。
仕切り直しになる今回のデザイン、間違っても「全国民の多数決でフジヤマ・ゲイシャ・サクラフブキ デザインに決まりました」などということになりませんように。
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