2017年1月29日

「鈴木其一 江戸琳派の旗手」を見る

細見美術館。

幅広くいろいろなものを作っている江戸末期の琳派のヒト。現代的でどぎつい色と形に目が釘付け。嫌いなのだけど吸い寄せられてしまう。悪夢と紙一重。

「富士千鳥筑波白鷺図屛風」の富士山、今時のデザイナーっぽくもあり、変。群れて飛ぶ鳥も変。

「十二ヶ月花木図短冊」の大胆なトリミング。赤や群青の色の異様さがそれを引き立てる。今回のベストワン(好きじゃないけど)。