1959年、小津安二郎監督。
何もかもがかわいくておかしい。何回も出てくる子どもたちのおならのギャグなど大して面白いわけじゃないのに微笑ましく見てしまう。
画面の中のものすべて、色と形が完璧。それもちょっと「カワイイ」寄りなのがツボ。フィフティーズ、ミッドセンチュリーのチカラもあるのかなー。
終盤にかけて楽しいムダ話の魅力がじわじわ効いて小津のスゴさを初めて認識する。駅での二人の会話シーンににこにこする。
押し売りのシーンも好き。表情が絶妙。