るびーがあやしくゆれたから。
2024年8月24日
九九のCDのジャケットイラストを描く
キングレコード「バトル!かけ算九九~ストーリー仕立ての対戦モードで楽しく九九をマスターせよ!」。
バトル、元気な男女。片方にスポットライトを当てすぎないように気をつけながらバランスよく配置する。目にキラキラを入れてよりポップに。九九の数字とサブキャラをからませて楽しさを演出。
タイトル文字もがんばって手描きする(Photoshopで、だけど)。
かけ算好き算数好きの子どもたちの増加に少しだけ貢献できた?
2024年8月14日
坂本眞一「イノサン」「イノサン ROUGE」を読む
フランス革命の時代、死刑執行人のサンソン家の物語。コミックと言えないくらい細部まできちんと描かれた絵に気が遠くなる。
処刑についての描写が生々しい。苦手。ほとんど苦行。マリー・アントワネットが登場するあたりから読みやすくなる。やれやれ…。
マリー・アントワネットは造形的にもおもしろい。特にその眉毛。こんなの見たことない。
終わり近くでの「学園もの」の趣向が楽しい。楽しすぎてブラックユーモアであることを忘れそう。
ほんの200年ちょっと前の野蛮で残酷な国民の姿をこれでもかというくらい見せつけられて。でも、今の世界だってそれほど変わらないかもと思ったり。
2024年8月11日
「イエスタデイ」を見る
2019年、ダニー・ボイル監督。
ビートルズの存在しない世界に飛ばされた売れないミュージシャンの男の物語。設定も展開もゆるいけどビートルズに思い入れのある人にはおもしろくてしかたがない作品。
ごく普通にお話は進み、どう落とし前をつけるんだろうと思いながら見ていると、その人が出てくる。とびきりの不意打ち。78IFか…と涙目になる。
ヒロインのリリー・ジェイムズがチャーミングな表情で花を添える。映画として申し分なし。
「Eleanor Rigby」の歌詞が思い出せずに苦労するという場面に個人的に苦笑する。高校3年の時にその曲がFMから流れて背中に電気が走るような感動を覚えた思い出があるから。もちろん歌詞を全部覚えた…(遠い目)。