2019年、ダニー・ボイル監督。
ビートルズの存在しない世界に飛ばされた売れないミュージシャンの男の物語。設定も展開もゆるいけどビートルズに思い入れのある人にはおもしろくてしかたがない作品。
ごく普通にお話は進み、どう落とし前をつけるんだろうと思いながら見ていると、その人が出てくる。とびきりの不意打ち。78IFか…と涙目になる。
ヒロインのリリー・ジェイムズがチャーミングな表情で花を添える。映画として申し分なし。
「Eleanor Rigby」の歌詞が思い出せずに苦労するという場面に個人的に苦笑する。高校3年の時にその曲がFMから流れて背中に電気が走るような感動を覚えた思い出があるから。もちろん歌詞を全部覚えた…(遠い目)。