ドラマ「シナントロープ」を見る

ハンバーガーショップを舞台にした青春群像のように始まっていきなり妙な事件が起こり…。
どういう話かわからないまま不思議な演出でドラマは進む。「オッドタクシー」の此元和津也だから裏切らないだろうという信用で見続ける。けっこうダークなシーンも出てきて必ずしも好みじゃなかったりする。でも山田杏奈のチャーミングさと相殺するのでOK。
ラスト2話くらいで明らかになる真実に驚嘆する。「真実」というより周到に張り巡らされた伏線に。
ぼーっと見ていて見逃していた部分も多く、ネット上の考察サイトを見てあらためて作者の企みを知る。作る側も考察する側もなんでそこまでやるかと、そちらの方が驚きの連続。
登場人物それぞれが鳥になぞらえられる。11話の里見奈々(影山優佳)、カラフトフクロウとシンクロするような場面の演出がよかったなー。本筋とはあまり関係ないんだけど静かなホラーのような空気が印象に残る。
あとはなんと言っても久太郎(アフロ)。情感たっぷり、裏の主人公。
ひとりずつあげていくと全員に言及してしまいそう。もう一回初めから見返してもいいかな。