朝から晩まで文句を言い合っている四人家族の物語…ではあるんだけど、そうではない。
中村アンが夫(小澤征悦)に対しあらゆるところでキツい言葉を浴びせ続ける。煮え切らない態度の夫を見ているとそうなるよなーと思うところもあるのでちょっと笑えてくる。っていうか、にやにやしっぱなし。
中村アンがどれだけキレる演技をしてもどことなく柔らかく感じてしまうのはワタシのひいき目か。以前やってた姉妹編みたいな「それでも俺は、妻としたい」のMEGUMIの演技はダメだったからなー。
うちの奥様が画面を見るともなく見ながら「うちとおんなじやん」と言ってたような気もする。どうなんだろ。
悪口の嵐の中なぜかなごみ続けたドラマは終盤意外なところからシリアスになる。そこはツラいけれど最後は何とか少しだけやさしく着地。やれやれ。
何に感動したのかわからないけど感動した気がする。それでも人生は続く…などとイージーにまとめてはいけないんだろうなー。