2013年2月24日

「ALWAYS 三丁目の夕日‘64」を見る

'12年,山崎貴監督。

シリーズ第3作となるとどうかなとあまり期待しないで見始める。

昭和に対する思い入れはない(というより,むしろ嫌い)。なので,そっぽを向きながら(?)じっと観察する。ベタでわかりやすすぎる展開だけれど,徹底的にきちんと作り込んであるために文句がつけられない。ビミョーな距離感。

どうしたものかと思ううち,ラスト近くになって竜之助(吉岡秀隆)と淳之介(須賀健太)の決着の場面が出てくる。ここでやられる。そして,小道具(道標!)でとどめ。他のエピソードも定番の夕日もかすむくらい泣ける。

完敗(…勝ち負けじゃない?)。