2013年2月4日

「ふしぎの国のアリス」を見る

'51年のディズニーアニメ。

二十歳くらいの頃に読んだ原作は好きで,ペーパーバックの英語版も買ったのに(ただしそちらはほとんど手つかず)映画はなぜか今まで見たことがなかった…。

カラフルでポップ,美しい悪夢。ルイス・キャロルの狂気の名作をこんなアニメに仕上げるとは。通俗と紙一重のところで成立した傑作。

メアリ・ブレアが美術に関わっていることでも要注目(画集でたくさんのカラースケッチが見られる)。

次々に現れるキャラクターの狂躁的ノンセンスをうまくコントロールするのがアリスの表情やしぐさ。そのエレガントな動きに見とれる。

印象に残る場面いろいろ。ウサギの穴に落ちていく途中ののんびりした感じ。セイウチとカキのブラックな話。狂ったお茶会。ウサギの家いっぱいのアリス。

チェシャ猫と女王はあまり好みじゃないけど。

作品そのものはこれまでに見たアニメの中で一番好きかも。