2010年8月31日

落書きする


まかれてもへっちゃら。

2010年8月25日

落書きする


いってんのひかりにやかれて。

2010年8月24日

東京で打合せする

T某社に招かれて15年ぶりの東京行き。その所在地である神田は初めて。

早く着きすぎて周辺をうろうろしていると昼過ぎの強烈な日差しで熱中症になりそう。時間ぎりぎりにT某社のビルにたどり着いたら着いたで,裏口(?)から入ってしまったらしくて,薄暗くて何もない。警備員に遭遇して「T某社はこのビルに入ってますか」と間抜けな質問をしてしまったワタシ。初めての場所へ行く度にとんちんかんなことをやっているような気がしないでもないが,気のせいか。

打合せは第1会議室。 T某社3名,デザイン担当のA某社2名,しっかり顔をそろえている。コの字形に並べた机に着くとお互いの距離がありすぎてビミョーなところも。6人で使うには広すぎるけれど,たまたまこの部屋しか空いていなかったのだという。まあ,広い方が気持はいいから幸先いいともいえる。ふだんこんな感じの打合せはほとんどないので,緊張しながらも新鮮。

ネットと電話だけで完結してしまう仕事がほとんどの昨今,直接顔を合わせて話をすると,その人のイメージが強烈に頭に焼き付いて,名前と顔が一致するのはいいことだなーと,今さらながらに思ったりする(もちろん,会ってみてがっかりという可能性もあるからいいことばかりではないだろうけれど)。

東京スカイツリーを見る


押上駅を出て川の方へ進むといきなり目に飛び込む銀色の塔は未完成なだけにちょっとした感動もの。色がなくて同じパターンのくり返しの構造は愛想がないとも感じられるけれど,これこそがデジタル時代の,21世紀の,東京のシンボルとして君臨するのだ…(っていうことになるのかどうか)。

1年ほど前,「東京の中古ワンルームを3戸持ちなさい」という本のカバーイラストを描くことになった時,「東京らしいモノを入れるとしたらやっぱり東京タワーですかねー」なんて話を担当者と交したことがあった。そういうのも懐かしい昔話になっていくのかしらん?

東京スカイツリー,現在高さ418メートル。周辺はカメラを手にしたミーハー(?)でにぎわっている。橋の上に寝転がっている人もいて,何やってるんだろうと思ったら,塔全体と人物をフレーム内に収めようと苦労しているのだった。ミーハーもいろいろたいへん。

ワタシもデジカメで撮影する。でも,塔のすぐそばの橋からだときれいにフレームに収まらない。もうひとつ遠い橋からならどうかなと,てくてく歩いて移動。いや,まだもうひとつ向こうでないと…と,また移動。西に傾いた太陽が熱くてどっと疲れる。ほんとミーハーやってくのはたいへんだ…。

ぼけーっと見上げるポーズをとってみる。通りすがりの近所のおじさんっぽい?

2010年8月17日

落書きする


するりするりとくぐりぬけ。

2010年8月15日

通夜に行く

しかし…なぜワタシの白のカッターシャツが出てこない?

いつだったか引出しの中にたたんで入れてあったのは見た記憶があるのだけれど。うちの奥様に訊くと「どこかに絶対ある」という。

だから,その「どこか」って,どこ?

うちの子のを借りたらと言われて,「サイズが合わないだろう…」とぶつぶつ言いながら袖を通すと…ぴったり。この際しかたがない。これで行く。シャツ以外のものは全部自前で用意できたからいいか…。出る時にあわててベルトをするのを忘れたけれど,上着で隠れるから大丈夫(そういう問題じゃない?)。

そんな苦労の末,時間通り会場に着くと,いつもながらの顔ぶれの他に,ずいぶん久しぶりに見るいとこもいる。中身は昔と全然変わらないようでいて,それでもそれなりの年輪(?)も感じられて,「がんばって生きてはるねんわ」と,ちょっと感無量。

一方で,別のいとこの姉妹のどちらが姉でどちらが妹か区別できないという問題も発生する。誰かに尋ねようと思ったけれど,何となく機を逃す。そんなことを尋ねるのは変? まあ,たくさん人の集まるところではよくあることかもしれないし,謎が謎のまま残った方がお話としてはロマンチックだし,何よりその方が退屈しないし,結果的にはこれでいいのだ…ということにしておく。

風のないむし暑い宵,ささやかな夏の夜の夢を提供してくれた叔父(静かに涼しげに棺の中)に感謝しつつ冥福を祈る。

2010年8月10日

コースターに落書きする


なつのねこはどーなつのつきのゆめをみるか。

2010年8月5日

「ハウルの動く城」を見る

'04年のジブリ映画。

あまりおもしろくなさそう…と思いながら見始める。がらくたの寄せ集めの「城」ががちゃがちゃ移動するところのアップになって,これは絶対好みじゃないと確信する。それがローティーンの男の子の夢みたいな絵だったから。

…が,違っていた。

流れが変わるのはマルクルが出てきてから。外見は少年だけれど接客の度に魔法のフードで老人に変身する。その時のリズム感がなぜかツボをついてしまい,以後出てくるキャラクターが次々にお気に入りになる状況に。

ドアの横の四色のスイッチで,つながる世界がくるくる変わるというのが,またおもしろくて。

魔法使いの話は元々苦手な方なのに,この作品の世界観(?)がほとんどいとおしいとさえ思えてくる不思議。戦争に関するメッセージや物語の背景などよくわからない部分も多い。それでも,この世界に浸っている時間が快感。理解できなくても感じることはできる。

すとんと収束するエンディングがみもふたもないといえなくもないが,全体のパワーに比べればほんの小さなキズ。

この魅力はどこから来るのか…。

見たことがなかった心のうちをそっと覗いたような気がする。そこがポイント?