2010年8月24日

東京スカイツリーを見る


押上駅を出て川の方へ進むといきなり目に飛び込む銀色の塔は未完成なだけにちょっとした感動もの。色がなくて同じパターンのくり返しの構造は愛想がないとも感じられるけれど,これこそがデジタル時代の,21世紀の,東京のシンボルとして君臨するのだ…(っていうことになるのかどうか)。

1年ほど前,「東京の中古ワンルームを3戸持ちなさい」という本のカバーイラストを描くことになった時,「東京らしいモノを入れるとしたらやっぱり東京タワーですかねー」なんて話を担当者と交したことがあった。そういうのも懐かしい昔話になっていくのかしらん?

東京スカイツリー,現在高さ418メートル。周辺はカメラを手にしたミーハー(?)でにぎわっている。橋の上に寝転がっている人もいて,何やってるんだろうと思ったら,塔全体と人物をフレーム内に収めようと苦労しているのだった。ミーハーもいろいろたいへん。

ワタシもデジカメで撮影する。でも,塔のすぐそばの橋からだときれいにフレームに収まらない。もうひとつ遠い橋からならどうかなと,てくてく歩いて移動。いや,まだもうひとつ向こうでないと…と,また移動。西に傾いた太陽が熱くてどっと疲れる。ほんとミーハーやってくのはたいへんだ…。

ぼけーっと見上げるポーズをとってみる。通りすがりの近所のおじさんっぽい?