2012年4月1日

ドラマ「カーネーション」を見る

始めの方を少し見ただけで中盤はほとんど見なかった。ベタな感じが肌に合わない気がしたから。

後半になって,糸子(尾野真千子)がデザインの新しい潮流についていけなくて悩むあたりに興味を持って,そこからは最後まできちんと見る。

どの人物にもちょっとずつ感情移入できるのが不思議。一番おもしろいのは北村(ほっしゃん。)。新しいことや儲かりそうな話にはとにかく一丁かんでおくというスタンスに感心しつつも,糸子や3人の娘にからむ時のやりとりで完全に「いじられキャラ」なのがおかしい。

もうひとつ。優子役の新山千春ってこんなに美しい人だったかしらん。ほとんど呆然と見つめてしまう。全然興味のなかったヒトなのに。新山千春さん自身が光り輝く時期に突入したのか,ドラマの色とシンクロして魅力が何倍にも増幅されたのか…。

思いもしない方向から斬り込まれるのが快感のドラマ。