懐かしい感じもするラブストーリーを今風にアレンジした佳作。
ちょっと情けないヒロインの役柄が波瑠とうまくなじんでる。相手役の吉沢亮の王子様っぷりも文句ないけど、最大の見どころは上司の雑誌編集長役の伊勢谷友介の怪演。毎回挟み込まれる有名ブランドの話が華を添える。二人の漫才みたいなやりとり、ずっと見ていたかったなー。
最終回の編集長の「大演説」、不覚にも(?)感動してしまう。
脇役たちもうまく配されていてよく作られてると思う。
どうでもいいような部分で、連載コラムのイラストレーターの正体が明かされる場面も気が利いていて、よくわかってるなーと感心。こういうテイストが肌に合う。