2011年3月2日

「クワイエットルームにようこそ」を見る

'07年,松尾スズキ監督。

精神科の病棟を舞台にした話というのはどうも苦手で,これも好きな作品ではないけれど,サービス精神いっぱいにきちっと作ってある感じは好感が持てる。

主役の内田有紀が意外にもきれいに撮られている。切り口が変わると見え方も変わって新鮮。蒼井優・りょう・大竹しのぶもそれぞれの持ち味をフルに発揮してなかなかの見もの。

でも,何よりもワタシの心の琴線にふれたのはナース山岸役の平岩紙。どこからもどろどろしたものが出てきそうな場所で,唯一自然でふんわりやさしいお日様のような存在にほっとする。見れば見るほどチャーミングに見えてきて困る。

まさかこんなことになるとは…。

この作品を思い出す時に浮かぶのは平岩紙の姿だけということになりそうだけど,何となく幸せな気分だったりするから,まあいいか。いいものを見たなー。