2012年12月29日
チラシをデザインする
今はデザイナーではないのだけれどなぜか頼まれてしまい,悩みながら楽しみながら仕上げる。
アタマの中ではデザイナーのワタシがイラストレーターのワタシに指示を出す。いっぺんに一つのことしかできない単細胞のワタシにとっては至難の業。無事にゴールにたどり着けてやれやれ。
2012年11月15日
散華の絵を描く
賢首大師千三百年御遠忌の法要のためのもの。プライベートで東大寺のH某に頼まれて描く(題字・北河原公敬)。
散華を手がけるのは2回目なのでちょっとだけ余裕だけど,仏教的教養に欠けているのでいろいろ教えてもらいながら進める。ふだん描いている世界とは方向が全然違うのがおもしろい。
たとう紙(カバー)のデザインは初めに描いたラフ案がうちの奥様にダメ出しされ(っていうか,前回とおんなじじゃんみたいな指摘),仕切り直して最終的にこういう形に。きりりとした筆文字と合わさってぴったり決まってる。あちらさまこちらさまに感謝。
鉛筆とコンピューターで版画風の仕上げ。刷り上がりを見ながら「もっと奔放に! 行くとこまで行っちゃえ!」と思ったりもするけれど,これはまじめな(?)ワタシの永遠の課題でもある。
2012年10月13日
綿矢りさ「勝手にふるえてろ」を読む
見かけとは裏腹にちょっと変な人,綿矢りさ。先日TVに出ているのを見たら,地元京都でお気に入りの場所は金閣寺と言ったりしてた…。なんてベタな。何のてらいもなく言ってのけるのがエラい。
「勝手にふるえてろ」の主人公はぜんぜんイケてない26歳オタクOL(この作者にしてこの主人公)。イチ彼とニ彼との間で変な揺れ方をする女心を描く。
思考回路が世間とずれているところに思わず共感してしまったような…。
文章からにじみ出るユーモアがよい。肌に合う。後半にヤケ気味に放たれる「勝手にふるえてろ」の個所なんて最高。他にも「お母さん私の有休は一体どこに行ったんでしょうね」とか,「笑いながら怒る人じゃあるまいし」とか,変な不意打ちがいちいちツボを突く。ストライクゾーンど真ん中の佳作。
「勝手にふるえてろ」の主人公はぜんぜんイケてない26歳オタクOL(この作者にしてこの主人公)。イチ彼とニ彼との間で変な揺れ方をする女心を描く。
思考回路が世間とずれているところに思わず共感してしまったような…。
文章からにじみ出るユーモアがよい。肌に合う。後半にヤケ気味に放たれる「勝手にふるえてろ」の個所なんて最高。他にも「お母さん私の有休は一体どこに行ったんでしょうね」とか,「笑いながら怒る人じゃあるまいし」とか,変な不意打ちがいちいちツボを突く。ストライクゾーンど真ん中の佳作。
2012年9月30日
蜘蛛を放つ
ここ1か月くらい家の中に出没していた小さな蜘蛛。体長5mm前後。
基本的に蜘蛛は殺さない主義なので小さなその子を見かけるたびによく観察した。白と黒のツートンカラーはシックでおしゃれとも言える。
あんまり家の中にいるのもあきたかと思って今日新聞紙で拾い上げて外に出してやる。外気に触れてしばらく固まっているように見えたけどすぐに早足で移動し始める。記念にカメラでパチリ。
後でそれをうちの奥様に話すと,せっかく飼っていたのになんで逃がすのとおこられる。今朝も絨毯の上にいたので食パンのかけらを置いてみたら,近づいてにらめっこした末,ぷいと横を向いて行ってしまったとか。
蜘蛛はパン食じゃないんだ…。っていうか,飼っていたのか…?
2012年9月24日
チーズ食パンを作る
ホームベーカリーが熱い。
マヨネーズ食パンを作るつもりだったけど…冷蔵庫にあったマヨネーズがA某社のものだったのでイメージ違うと思って,マヨネーズは減らしてバターを少し投入。
上白糖を入れようとしてここでまた迷う。黒糖がまだたくさんあるからそっちにする。
そして,やっぱりここはチーズだということに(?)なる。さいころに切って冷凍したチーズを発酵前のねりの途中で投入。
焼き上げに入る段階で,上からとろけるチーズをぱらぱら入れる。
今までで一番手がかかったけど(といってもこんなもの),あふれそうにふくらんでこげたチーズがのった焼き上がりは感動もの。ほんとテキトーに作っているのにそれなりのものができてしまうのがすごい。
2012年8月6日
「魔法にかけられて」を見る
'07年,ケヴィン・リマ監督のディズニー映画。
おとぎ話を皮肉っぽく描く視点がおかしい。セルフパロディー満載ながらも最終的にはきちんとまとめ上げる。職人芸。実写のヒロインのエイミー・アダムスの功績も大。
掃除の場面のゴキブリには閉口するが…。
どうでもよさそうな場面だけどすごく気に入ったのは,ヒロインが話す赤ずきんの真実。ブラックかつおとぼけ。こういう,ちょっとひねくれた感じに弱い。
おとぎ話を皮肉っぽく描く視点がおかしい。セルフパロディー満載ながらも最終的にはきちんとまとめ上げる。職人芸。実写のヒロインのエイミー・アダムスの功績も大。
掃除の場面のゴキブリには閉口するが…。
どうでもよさそうな場面だけどすごく気に入ったのは,ヒロインが話す赤ずきんの真実。ブラックかつおとぼけ。こういう,ちょっとひねくれた感じに弱い。
2012年8月4日
2012年7月24日
2012年7月4日
「ユージュアル・サスペクツ」を見る
'95年,ブライアン・シンガー監督。
何が起こっているかわからぬまま話は進み,ラスト近くでは,何があるのかと異様な盛り上がり。そしてついにそれが…。
割れた○○○○○○○のウラのアレがアップになるシーンはすごいなー。
作り手の仕掛けに見事にはまる。絵に描いたようなだまされっぷり。そんなのありか(何でもありじゃないの)と思う部分もあるけど,ここまでやられるとあははと笑うしかなく,幸せ。
コバヤシ(笑)。2回目(とばし見だけど)に見ると特に。
何が起こっているかわからぬまま話は進み,ラスト近くでは,何があるのかと異様な盛り上がり。そしてついにそれが…。
割れた○○○○○○○のウラのアレがアップになるシーンはすごいなー。
作り手の仕掛けに見事にはまる。絵に描いたようなだまされっぷり。そんなのありか(何でもありじゃないの)と思う部分もあるけど,ここまでやられるとあははと笑うしかなく,幸せ。
コバヤシ(笑)。2回目(とばし見だけど)に見ると特に。
2012年6月27日
ドラマ「リーガル・ハイ」を見る
第1回冒頭,電車内での「中国ネタ」で一気に引き込まれる。
主役ふたりの掛け合いのおもしろさが出色の出来。新垣結衣はこれまでに見た出演ドラマでは最高によかったし,堺雅人もエキセントリックな演技が「篤姫」以来の炸裂ぶり。
最終回までサービス精神たっぷりにあれやこれやと楽しませてくれる。第7話の犬神家のパロディーは好きだったなー…。
しっかり構築されたおバカテイストの裁判ものというお題に最高の脚本を提供したのは古沢良太。ここ1,2年のドラマの中では文句なしの一番(同じ古沢良太脚本の「鈴木先生」も相当よかったけれど)。
主役ふたりの掛け合いのおもしろさが出色の出来。新垣結衣はこれまでに見た出演ドラマでは最高によかったし,堺雅人もエキセントリックな演技が「篤姫」以来の炸裂ぶり。
最終回までサービス精神たっぷりにあれやこれやと楽しませてくれる。第7話の犬神家のパロディーは好きだったなー…。
しっかり構築されたおバカテイストの裁判ものというお題に最高の脚本を提供したのは古沢良太。ここ1,2年のドラマの中では文句なしの一番(同じ古沢良太脚本の「鈴木先生」も相当よかったけれど)。
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